【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は8月31日、通信アプリに「国を守るために積極的な行動に出る。戦力と兵器は準備済みで、新たな(ロシア)深部への攻撃を計画している」と投稿し、ロシア領への攻撃を示唆した。また、今年1~8月のロシア軍の戦死者と重傷者が計29万人に上ったとの見方を示した。
計画の詳細は不明だが、欧米がウクライナに供与した長射程兵器のロシア領への使用には制限があるとされる。
ゼレンスキー氏は、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝ポクロウシク方面に戦力を集中させているものの、ウクライナ軍が押し返していると強調した。