【キーウ共同】ウクライナの最高会議(議会)議長を務めたアンドリー・パルビー氏(54)が8月に殺害される事件があり、ゼレンスキー大統領は1日、通信アプリに容疑者を拘束したと投稿した。パルビー氏は2014年に親ロシア政権が崩壊した「マイダン革命」の主導者の一人で、対ロシア強硬派として知られていた。
事件は8月30日に発生。西部リビウの路上で何者かに銃撃された。ウクライナメディアによると、容疑者は料理宅配サービスの配達員を装っており、その場から逃走。国家警察と保安局が行方を追っていた。
パルビー氏は、欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)との関係強化の必要性を一貫して主張していた。