“動物虐待”と批判の声も…ニューヨーク名物「馬車」が消える?市民「伝統だけど時代は変化している」


FNNプライムオンライン

高層ビルが立ち並ぶニューヨークのオアシス・セントラルパーク。
園内では、観光客を乗せて移動する伝統的な馬車が名物で、現在も約70台が営業を続けています。

ところが、公園の管理団体は8月にニューヨーク市に対し、馬車を禁止するよう求める書簡を出したのです。
その理由は、事故の危険や動物虐待との批判の高まりです。

映像に映っているのは、公園内で馬車が暴走する瞬間です。
2025年5月には馬2頭が暴走し、けが人が出るなど相次いで事故が発生。
公園利用者の増加に伴い、安全への懸念が広がっています。

また、馬車を「動物虐待」だとする批判の高まりも。

2022年8月には、炎天下での仕事を終えた馬が街中で倒れ動けなくなる騒動が起き、それ以降、市民の間からも禁止を求める声が強まっています。

公園利用者:
禁止されることで関わる人の職が失われるかもしれないが、それでも私は動物虐待の一種だと思う。

市民:
馬車はニューヨークの大きな伝統だけど時代は変化している。

現在、ニューヨーク市議会には馬車の禁止法案が提出されていて、「存続」か「禁止」か議論の行方が注目されます。

フジテレビ,国際取材部



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