お笑いコンビ「麒麟」の川島明が、自身のラジオ番組で、MCを務めるTBS系情報番組『ラヴィット！』での見事な機転を振り返り、その「神対応」ぶりを自画自賛しました。生放送中に起きた予期せぬアクシデントを笑いに変え、事態の沈静化に貢献したそのMC手腕が、改めて注目を集めています。
川島明、『ねごと』で自身のMC手腕を語る
2024年8月31日に放送されたTBSラジオ『川島明のねごと』（日曜後7・00）に登場した川島明（46）は、番組内の人気企画「自画自賛の自作自演コーナー」で、リスナーからのメールに見立てて自らの功績を読み上げました。彼が取り上げたのは、2024年7月22日放送の『ラヴィット！』での一幕です。
FRUITS ZIPPER鎮西寿々歌の給料告白と川島明の絶妙な切り返し
問題の放送回では、ゲスト出演していたアイドルグループFRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌が、「アンケート回答でイエスが17％になる質問」を考案する企画に挑戦していました。鎮西は「夢が正夢になったことがある」という質問を発表し、自身の経験を問われると「私は給料が夢と現実が一緒だったことがあります」と回答。さらに具体的な金額を尋ねられ、「200万なんちゃらかんちゃら」と、つい口を滑らせてしまったのです。スタジオが騒然となる中、川島はすぐさま「ちょっとジッパー下げすぎましたね。セキュリティーのジッパー上げような」と、グループ名「FRUITS ZIPPER」とかけた機知に富んだコメントで場を収めました。
麒麟の川島明が自身のラジオ番組で「ラヴィット！」での見事なMCぶりを回顧
「炎上回避」に貢献した卓越したMC手腕
川島はこの日、「普通なら“アイドルがギャラ告白”と意地悪な記事が書かれるところを、“川島のコメントで笑いで締められた”と書かれ、結局炎上も問題にもならず、笑いで収まるすごさを見せました。今、日本であのコメントを出せるのは川島さんだけではないかと思います」と語り、自身の対応がいかに秀逸であったかを強調しました。彼のこの迅速かつユーモラスな対応が、鎮西寿々歌の発言による無用な騒動や「炎上」を未然に防ぎ、番組全体の和やかな雰囲気を保つことに貢献したことは間違いありません。このエピソードは、生放送で常に冷静沈着でありながら、共演者を守り、視聴者を楽しませる川島明の卓越したMC手腕を象徴する出来事と言えるでしょう。
参考資料
- TBSラジオ「川島明のねごと」2024年8月31日放送回
- TBS「ラヴィット！」2024年7月22日放送回
- Yahoo!ニュース
