【ソウル共同】世界文化遺産「佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)で開かれる全ての労働者のための追悼式について、韓国メディアは1日、韓国政府が昨年に続き今年も欠席する可能性があると報じた。日本政府が韓国政府に今月13日の開催を打診し、追悼式の内容などを協議しているが、意見の相違があるという。
韓国は世界遺産登録に当たって当初、朝鮮半島出身者の強制労働があったと問題視したが、追悼式を毎年開くことで日本と合意し、最終的に登録に同意した経緯がある。
昨年、韓国政府側は「追悼の辞の内容などが合意していた水準に満たない」として追悼式を欠席した。