日本テレビ系バラエティ番組「大悟の芸人領収書」が1日に放送され、千鳥・大悟がMCを務める中、「覚悟と苦悩 お笑い異端児たちSP」と題して個性豊かな芸人たちが集結した。その中で、お笑いカルテット「ぼる塾」の田辺智加が、自身の半生と海外旅行での驚くべき体験を語り、スタジオを爆笑の渦に巻き込んだ。彼女の予測不能なエピソードは、視聴者にとっても忘れられないインパクトを与えた。
27歳で突然の「ギャルデビュー」?渋谷での日々
田辺智加は、自身のユニークな経歴を振り返り、「私、27(歳)になって突然ギャルを始めたんですね。27歳で毎日、渋谷に入り浸って17歳の子たちと遊んで…」と告白した。この意外な事実に、平成ノブシコブシの吉村崇は「めちゃくちゃ、おもしれえじゃん!」と大爆笑し、その型破りな行動に驚きを隠せない様子だった。田辺の若かりし頃の逸話は、彼女の現在のキャラクターにも通じる自由奔放さを感じさせた。
税関で「指紋認証トラブル」とまさかの「爆弾発言」
田辺は、自身の「面白い」がどこにあるのか分からないと語りながらも、海外旅行での衝撃的なエピソードを披露した。税関での指紋認証が通らず、職員から「もし、この飛行機で何かあったら、お前のせいだ!」と、まるで国際問題の容疑者であるかのような「パンチの効いた」発言をされたという。この話には共演者らも大爆笑したが、田辺本人は「(自分では)おもしろいと思わなくて!」と、どこか悲壮な表情で主張し、そのギャップがさらに笑いを誘った。
ぼる塾・田辺智加が自身のユニークな経験を語る、日本テレビの番組収録風景。
「腕が太すぎる」ゆえの麻薬所持疑惑に「ムカつく!」
さらに田辺のエピソードは止まらない。別の飛行機に乗る際、「あまりにも腕が不自然に太すぎる」という理由で麻薬を所持しているのではないかと疑われたという。ライトを当てられて徹底的に調べられた経験について、「私、スゴい嫌で、ムカつく!」とスタジオで訴え、再び爆笑を巻き起こした。彼女の体型が思わぬトラブルの原因となり、周囲の認識と自身の感覚との間に生じるズレが、田辺智加ならではのユーモラスな魅力となっている。
ぼる塾・田辺智加が語ったこれらのエピソードは、彼女の個性と独特な感性を際立たせた。27歳でのギャルデビューから、海外での指紋認証トラブル、そして腕の太さゆえの麻薬所持疑惑まで、予測不能な出来事の数々は、彼女の人生がまさに「お笑い異端児」であることを証明している。本人は「面白いと思わない」と語るものの、その飾らない人柄と巻き起こる珍騒動が、多くの視聴者を惹きつけてやまないだろう。
参考文献: