人気俳優の清水尋也容疑者（26）が、大麻取締法違反の疑いで警視庁に現行犯逮捕されました。9月3日の早朝、人々がまだ深い眠りについている時間帯に、東京・杉並区の閑静な住宅街に緊張感が走りました。住み込みの大家が語った異例のクラクションの音は、この突然の事件の序章でした。
俳優・清水尋也容疑者、大麻取締法違反で現行犯逮捕
キー局社会部記者によると、9月3日午前4時すぎ、警視庁の捜査員が清水容疑者の自宅アパートに家宅捜索に入りました。室内からは乾燥大麻とみられる薬物のほか、吸引に使用する器具なども押収されたとのことです。警視庁は2025年1月には既に「清水容疑者が大麻を使用している」との情報を入手しており、約8か月に及ぶ周到な内偵捜査の末、今回の逮捕に至ったといいます。
調べに対し、清水容疑者は「大麻を持っていたことは間違いありません」と容疑を認め、素直に応じている模様です。さらに、清水容疑者と同居していた20代の女性も同時に逮捕されており、捜査は多岐にわたる可能性を示唆しています。この逮捕劇は、俳優としての輝かしいキャリアに暗い影を落とすこととなりました。
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者
閑静な住宅街で何が？大家が語る「異様な早朝」
取材班が清水容疑者の自宅周辺に足を運ぶと、現場は築10年ほどのモダンな佇まいのアパートが並ぶ、落ち着いた雰囲気の住宅街でした。清水容疑者の住むアパートは家賃15万円前後の1LDKの間取りで、周辺住民にとっても目立つような存在ではなかったようです。
アパートの大家である女性は、9月3日の朝の様子を詳細に語ってくれました。「今日の朝、5時か6時ごろだったかしら。家の前で車のクラクションが『ブーッ！』って、普段は絶対にならないような大きな音で鳴ったんです。車通りも少ない場所なので、何事かと驚きました。今思えば、あれは警察車両が報道陣を牽制するために鳴らしたものだったのかもしれません。捜索中の物音や声は全く聞こえず、ひっそりと行われたようでしたね。」
その後、午前6時45分ごろに何気なく外を見ると、多数のカメラを持った報道陣がアパート周辺に集まっていたといいます。「うちのアパートで何かあったのかと不安に思っていたら、一度は7時くらいにいなくなったのですが、お昼前からまた別の記者さんが取材に来られて、それで清水さんのことだと知りました」と大家は打ち明けました。清水容疑者については、「好青年」という印象を持っていたといい、今回の逮捕には驚きを隠せない様子でした。
清水容疑者が住む家賃15万円ほどのアパート
まとめ
俳優・清水尋也容疑者の大麻取締法違反での逮捕は、8か月にわたる警視庁の綿密な内偵捜査の結果でした。静かな住宅街で起きた突然の逮捕劇は、周辺住民に大きな衝撃を与え、特に親切な印象を持たれていた大家にとっては寝耳に水の出来事だったようです。この事件は、社会に与える影響、そして薬物犯罪に対する厳しい姿勢を改めて浮き彫りにしています。今後の捜査の進展と、関係者の証言が注目されます。
参考文献
- NEWSポストセブン (2025年9月3日). 「麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者（26）」. https://news.yahoo.co.jp/articles/a66a35a13388ddc228951d524ac6a501592cd93a
