松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」最終回が7日に放送され、劇中の「アレクサ」への呼びかけがX(旧ツイッター)で大きな話題を呼んだ。また、最終回では麻薬取締法違反容疑で逮捕された清水尋也容疑者の出演シーンがカットされており、多角的な注目を集めた。
清水尋也容疑者の出演シーンをカット
ドラマで内科医・鹿山慶太役を演じていた俳優の清水尋也容疑者(26)は、3日に大麻を所持したとして麻薬取締法違反(共同所持)容疑で逮捕された。これを受け、TBSは最終回における同容疑者の出演シーンをカットする措置を発表していた。
劇中の「アレクサ」に現実世界が反応、Xで反響続々
番組中盤、生瀬勝久演じる北野栄吉院長が患者に映像を見せる場面が登場。このシーンで北野院長が「アレクサ、スイッチオン!」とAI音声認識スピーカーに話しかけ、テレビ画面を起動させる様子が放送された。このセリフに、多くの視聴者宅に設置されている「アレクサ」デバイスが実際に反応する現象が続出。X(旧ツイッター)では「うちのアレクサが反応した」「すみません。よくわかりません、と返された」といった驚きや共感の投稿が殺到し、大きな話題を呼んだ。
生瀬勝久(左)ら日曜劇場「19番目のカルテ」出演者。ドラマ最終回で「アレクサ」と呼びかけるシーンが話題に。
バレーボール中継延長で放送時間も変更
最終回は、同日行われたバレーボール世界選手権の女子3位決定戦、日本対ブラジル戦の中継延長のため、当初の予定より55分遅れの午後9時55分に放送が開始された。午後7時から放送予定だった前番組「バナナマンのせっかくグルメ」も、同様に55分遅れてスタートしていた。
ドラマ「19番目のカルテ」概要と豪華共演者
物語は、嵐の松本潤演じる総合診療医・徳重晃が、病気だけでなく患者全体を診る「総合診療科」という新たな領域で奮闘する姿を描く。共演者には小芝風花、新田真剣佑、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、木村佳乃、田中泯といった豪華俳優陣が名を連ねた。
「19番目のカルテ」最終回は、清水尋也容疑者の出演シーンカットやバレーボール中継による放送遅延に加え、生瀬勝久の劇中「アレクサ」発言が現実のデバイスに反応するというユニークな現象が、SNSで大きな反響を呼んだ。予期せぬ様々な要素が重なり、視聴者に記憶されるエンディングを飾った。
参考文献:
- Yahoo!ニュース
- 日刊スポーツ