重文2点も無断切り取り 岩手の博物館、県教委公表

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 岩手県立博物館(盛岡市)の学芸員が文化財を無断で切り取っていた問題で、同県平泉町の国指定史跡「柳之御所遺跡」から出土した重要文化財2点も被害に遭っていたことを県教育委員会が確認し、16日公表した。この問題で重要文化財の切り取りが確認されたのは初めて。

 県教委はこの日、同遺跡から出土した重要文化財のうち、県や町が博物館に保存処理などの目的で預けた76点の調査結果を公表。仏教の儀式で使う道具とされる「火舎」と「花瓶」の計2点で無断切り取りがあった他、承諾の有無が不明な14点でも切り取った跡を確認したとしている。

 博物館が6月、学芸員が金属製の文化財約60点を切り取ったと発表、県教委は博物館が預かった計5932点を対象に調査を進めている。

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