石破茂総理大臣が7日、緊急の記者会見を行い辞任する意向を正式に表明した。昨年の衆議院選挙、今年の参議院選挙で自民党が敗北したことを受け、引責を求める声が党内で出ていたが、石破総理は辞任のタイミングとして、アメリカとの関税交渉が一区切りついたことをあげ、また今後行われる総裁選については「後進に道を譲る」「立候補はしない」と明言した。
報道陣からは、衆参両院での選挙に敗れた後、SNSなどで「石破辞めるな」というワードが盛り上がりを見せ、さらにデモまで起きたことについて質問が飛ぶと「きちんと仕事をしてくれ、ということだったのではないか」と述べた。
「今までにないことが起こっているということは一体何だったのかということを私自身随分と考えた。私に対するご評価をいただいてるというよりも『きちんと仕事してくれ』ということではなかったか。それは、党内でいろいろな争いをするよりも、きちんと仕事をしてくれ、国家国民に対して仕事をしてくれというような強い意志の表れではなかったか。
私自身、どうしたら自分の言葉で語ることができるか、どうしたら人にわかってもらえるか、これは『石破構文』なぞと揶揄もされたが、どうかわかってくださいということ、そのことに努めたことが評価をいただいたのかもしれない」
(ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部