阪神の前監督、岡田彰布オーナー付顧問(67)が8日、「ほっと関西」(月~金曜後6・10、ローカル)に出演。チームの史上最速Vにも苦言を忘れず、若手外野手の奮起に期待した。
今季、遊撃や左翼が固定しきれなかった阪神。岡田監督は「特にレフトですね」とし「今年は前川がね、覚醒するかなと思ってね。調子良かったんで、このままいくんかなと思ったけど、ちょっと開幕してからね」と開幕戦で左翼スタメンも、5月には不振で抹消された前川右京について言及した。
以降、左翼手が固定できなかったことについて「脅かすというか、ホントの外野手ね。特に右バッターですよね。井上とか野口、小野寺とか。その辺がちょっとね、チャンスだったのに。だから結局、熊谷とか高寺とか内野の選手が守ることになって」と伸び悩んだ若い外野手に辛口だった。
続けて「今年はちょっと、前川だけがね。優勝の割には物足りなかったなと思いますね」とまとめた。