モデルでタレントのローラが自身のInstagramに投稿した稲刈りの写真が、再び世間の注目を集め、議論を呼んでいる。2025年3月に「約1年間かけて農業を学んでいく」と新潟での挑戦を公表して以来、彼女の農作業の様子はたびたび話題となってきたが、今回の収穫風景における服装が「過剰露出ではないか」との指摘が相次いでいる。地球環境への貢献を掲げるローラの活動に対し、農作業着の適正と安全性が改めて問われている状況だ。
稲刈り写真で顕著になった「過剰露出」の問題
今回ローラがInstagramで公開した稲刈りの写真は、胸元がざっくりと開いた黒いタンクトップに、へそ出しスタイルの短め丈トップスを合わせた服装で、収穫した稲を抱きしめる姿などが写されていた。このスタイルは、一般的な農作業着とは大きくかけ離れており、写真を見たユーザーからは「よくあんな格好するね」「またやってる」「ちゃちゃっと写真撮るためだけに農業利用するなよ」といった批判的なコメントが多数寄せられた。真剣な農作業への取り組みと、その際のファッションとのギャップが、賛否両論を巻き起こしている主な要因となっている。
胸元がざっくり開いたタンクトップと短め丈のトップスで稲を抱えるローラ。農作業には不適切な服装と指摘されている。
繰り返される「不適切農作業着」への指摘
ローラに対する農作業着に関する指摘は、今回が初めてではない。2024年9月に投稿された写真では、裸足でほぼ水着のような姿で農作業に勤しむ姿が公開され、すでに大きな波紋を呼んでいた。当時、農業従事者からは、露出が多い格好での作業は草で肌が切れたり、虫刺されの危険性が高まったりするため「危険だ」と心配の声が上がっていた。その後も、裸足にショートパンツ姿で田んぼや畑に入る様子が投稿されるたびに、「この格好で田植えは無理がある」「なんで裸足なの」といった疑問の声が繰り返し上がっていた経緯がある。今回の稲刈りでは、上半身はタンクトップながらも長ズボン、長靴、軍手を着用しており、以前よりは肌の露出が減ったものの、依然として「危険性がある」という見方は変わっていない。ファンからも「かゆくならないのかな」「見てるだけでチクチクしてくる気が…」「虫刺されに気を付けて」といった、彼女の体調や安全を気遣う声が多数寄せられている。
環境保護への想いと世間の期待
ローラはInstagramの投稿で「いい地球と子供の教育にしていくためには、まず自分が変わる事!それをすごく思い知らされた経験になったよ」と締めくくり、農業を通じて環境問題や次世代教育への深い思いを表明している。しかし、その高尚な目的と、SNSで公開される農作業時の服装との間に生じる齟齬が、世間からの厳しい視線を集める要因となっている。彼女のメッセージに込められた真摯な思いがより多くの人々に届くためには、安全で実用的な農作業着への配慮が不可欠ではないだろうか。世間が安心して見守れるような、より適切な農作業姿へとローラが変化を遂げることができるのか、今後の活動に引き続き注目が集まる。
参考文献
- ローラ 公式Instagram
- Jprime: ローラ、稲刈り姿が《過剰露出》で「またやってる」「ちゃちゃっと写真撮るためだけに農業利用するなよ」と非難の声…背景には繰り返される“無防備スタイル”