１９日からフジテレビ系で放送される「全日本フィギュアスケート選手権２０１９」。４年ぶりに全日本に出場する羽生結弦（２５）とシングル最後となる高橋大輔（３３）に大きな注目が集まるなか、２人の全日本でのこれまでの戦いを振り返る特別動画が東京メトロ・新橋駅の改札外に設置されたデジタルサイネージで特別公開中（２２日まで放映）。内容は２人が出場した０９、１１、１２、１３年の全日本での戦いとなっている。
０９年、２３歳（当時）の高橋はケガで欠場した前年から見事復活して４度目の優勝に輝いた。全日本ジュニア王者として参戦した羽生は１５歳（同）。６位入賞を果たした。
１１年、高橋は安定した演技で２年ぶり５度目の優勝を飾る。羽生はグランプリシリーズで躍進し注目されるなか３位に。初の表彰台で笑顔を見せた。
１２年、高橋はショート２位で迎えたフリーで４回転ジャンプも成功させて２位。熾烈なトップ争いを繰り広げた羽生はショート１位から僅差で逃げ切り全日本初優勝を飾った。
そして１３年、高橋は直前に右足を負傷。５位に終わる。一方の羽生はショート・フリーともに圧巻の演技を披露し、全日本連覇を達成した。
東京メトロ・新橋駅では、そんな歴史が貴重な特別動画で鮮やかによみがえる。同局では、今年の全日本を１９日午後７時から４夜連続で生中継。羽生をはじめ、今大会を最後にアイスダンスに転向する高橋、全日本４連覇を狙う宇野昌磨らが出場。この３人が全日本でそろうのは８シーズンぶりとなる。令和の初代・日本一に輝くのは？（産経デジタル）
