「愛のコリーダ」や「戦場のメリークリスマス」などの大島渚監督(1932~2013年)にちなんだ「大島渚賞」が設けられ、来年2月に第1回受賞者が発表される。海外での活躍が期待される若手監督に贈られる。審査委員長は、音楽家の坂本龍一(67)。
映画祭「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」を主催する一般社団法人PFFが運営。大島監督は生前、PFFの審査員を務めた。
大島監督の妻で女優の小山明子(84)=写真右=らが今月4日、東京都内で発表した。小山は、「大島は、海外に通用する日本の才能を育てたかったはず。きっと大島も喜んでいる」などと話した。