塀倒壊で20日に元高槻市教委幹部ら書類送検 大阪北部地震女児死亡 

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 昨年6月、大阪府北部地震で倒壊した高槻市立寿栄小のブロック塀

 昨年6月、大阪府北部地震で倒壊した高槻市立寿栄小のブロック塀

 昨年6月の大阪北部地震で、大阪府高槻市立寿栄小学校のブロック塀が倒壊し、同校4年の女児=当時(9)=が下敷きとなって死亡した事故で、大阪府警が当時の市教委の担当者やブロック塀の点検業者ら4人について、業務上過失致死容疑で20日に書類送検する方針を固めたことが19日、府警への取材で分かった。

 捜査関係者によると、書類送検されるのは、地震前最後の定期点検(平成28年度)を実施した業者の担当者。さらに、外部の防災アドバイザーから塀の危険性の指摘を受け、点検を行った市教委の担当者2人と当時の学務課長。いずれの点検でも問題ないと判断されたが、不十分だった疑いがある。

 一方、市の第三者委員会は塀内部の施工不良などが倒壊の原因とする報告をまとめている。府警は施工業者についても捜査したが、すでに解散し、担当者の特定が困難だったため、被疑者不詳で書類送検する方針。

 事故は昨年6月18日朝に発生。最大震度6弱の地震で、寿栄小のプール脇のブロック塀が約40メートルにわたって倒壊。登校中の女児が下敷きとなって死亡した。

 府警は、自然災害による倒壊をどの程度予見できたかや、責任の所在がどこにあるかを慎重に検討。点検の担当者らを書類送検する方針を固めたが、市の第三者委は建築基準法で求められる点検を適切に行っても、ブロック塀内部の施工不良まで見抜けなかったとの見解をまとめており、大阪地検は起訴するかどうか慎重に判断するとみられる。

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