「駅前には巨大なウルトラマン像」「ドトールには敵わないからスナックに」…新宿駅から21分なのに《個人店だらけ》な街の“実態”


【写真を見る】駅前に巨大ウルトラマン! 新宿駅から21分なのに「個人店だらけ」街の“実態”

 駅の発車メロディは「きぃーたぞ われらぁーのウルゥトラマァン」の部分だ。一定年齢以上の人なら誰でも口ずさめるだろう。ここは祖師ヶ谷大蔵。「ウルトラマン」や「ゴジラ」など、今も愛されるメガヒットコンテンツを生み出した円谷プロダクションが、かつて本部を置いた街だ。

 小田急線の「祖師ヶ谷大蔵駅(東京都世田谷区祖師谷1-7-1)」から南北に延びる商店街には「ウルトラマン商店街」の名がついている。今年は命名から20周年だ。

 2005年、世田谷区の職員による「世田谷売り込み隊」が音頭を取るかっこうで、円谷プロダクションをはじめ地元の複数の団体と、この地域にある「祖師谷昇進会商店街」「祖師谷商店街」「祖師谷みなみ商店街」が連携し、「ウルトラマン商店街」が誕生した。

 そういえば、ウルトラマンが地球で活躍できるのは3分間だけだ。「だからウルトラマンはカップラーメンを食えんのやぞ」という子ども時代の他愛ない会話を思い出しながら、商店街をぶらついた。

■昔ながらの地域密着の個人店も多い



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