台風19号などの救援金、千葉県に寄託 





台風19号などの被災者に寄せられた救援金の寄託で訪問した産経新聞東京本社の井口文彦執行役員編集局長(左)に謝意を述べる千葉県の森田健作知事=19日、同県庁(永田岳彦撮影)

 産経新聞社と産経新聞厚生文化事業団などは19日、台風19号などで被災した千葉県に、全国から寄せられた救援金5875万2918円を寄託した。産経新聞東京本社の井口文彦執行役員編集局長が千葉県庁を訪れ、石川徹総合企画部長に目録を手渡し、森田健作知事のもとを訪問した。

 井口局長は「心よりお見舞い申し上げます。少しでも復旧・復興のお役に立てれば」と話すと、これに対して森田知事は「大変なご厚情を賜り、県民を代表してお礼を申し上げます」と謝意を示した。

 救援金は台風災害の被災者支援が目的。関西地方ではラジオ大阪でも支援を呼びかけた。受け付けを終えた11月30日までに読者らから4074件、総額2億3501万1672円が寄せられた。全額を救援金として、被害が大きかった福島、長野、宮城、千葉の4県に等分し、寄託した。



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