愛子さま、初の海外公式訪問先はラオス——2025年、目覚ましいご活躍と国民からの注目

天皇ご一家の長女、愛子さま(23)にとって初めての海外公式訪問先が東南アジアの内陸国ラオス人民民主共和国に決定したことが発表され、宮内庁関係者の間でも「意外だった」との声が上がりました。これまで皇室担当記者の間では、「距離が近いアジアのどこかではないか」と推測されていましたが、その発表は報道関係者にも驚きをもって受け止められています。

注目集まる初の海外公式訪問先「ラオス」

2025年11月20日、愛子さまはラオスをご訪問され、ルアンプラバン県党書記と会見される予定です。この初の海外公式訪問は、愛子さまが国際舞台でご活躍される第一歩として、国内外から大きな注目を集めています。ラオスは豊かな文化と歴史を持ち、日本との友好関係も深く、今回の訪問が両国の関係を一層深める機会となることが期待されています。

愛子さまがラオス訪問中にルアンプラバン県党書記と会見される様子愛子さまがラオス訪問中にルアンプラバン県党書記と会見される様子

2025年、目覚ましいご活動の軌跡

愛子さまのご活動は、2025年に入り一層その輝きを増しています。2024年3月に学習院大学をご卒業後、4月からは日本赤十字社に常勤嘱託職員としてご就職。新入社員として残業も厭わず、日々熱心に仕事に取り組んでこられました。昨年は新生活に慣れるためか、外出を伴う公務は2回と控えめでしたが、2025年は大きく状況が変わりました。

5月3日には「第23回世界災害救急医学会」の開会式に臨席し、初めて式典でお言葉を読み上げられる大役を務められました。同月中旬には能登地震の復興状況をご視察するため石川県を訪問。翌6月には、天皇皇后両陛下とともに戦後80年にちなんだ慰霊の旅で沖縄県へ足を運ばれました。さらに9月6日から8日には2泊3日で新潟県を初訪問。7日には「防災推進国民大会」にご出席され、8日には2004年の中越地震で大きな被害を受けた小千谷市と旧山古志村(長岡市)をご視察されるなど、多岐にわたる公務を精力的にこなされています。

各地で巻き起こる「愛子さまフィーバー」

愛子さまが各地を訪問されるたびに、その行く先々で「愛子さまフィーバー」と呼べるほどの熱狂が巻き起こっています。小千谷市では、中心部に愛子さまを一目拝見しようと多くの人々が集まりすぎたため、警備上の都合から予定されていた手荷物検査が急遽中止される事態となりました。警察官がメガホンを使い指示を出す中、「愛子さま〜」と呼びかける大勢の人々で賑わい、その熱気に包まれました。また、愛子さまが帰京のために新幹線に乗られた長岡駅も、出発の2時間前から見送りの人々であふれかえり、その人気の高さを改めて示す形となりました。

公務を通じた自信と成長

度重なる公務にお出ましになる愛子さまの表情からは、回を重ねるごとに自信を深められているご様子がうかがえます。日本赤十字社での勤務と公務という二つの役割を両立させながら、ご自身なりのバランスを見つけ、着実に成長されていることでしょう。今回の初の海外公式訪問は、その自信と経験をさらに広げ、新たな一歩を踏み出す重要な機会となるに違いありません。

愛子さまのラオスご訪問は、国際親善の舞台におけるご活躍とともに、公務に対する深い理解と責任感を示すものとして、日本国民だけでなく世界からも温かい眼差しが注がれています。