2025年のドラマ視聴率低迷と2026年期待の大作「VIVANT2」

2025年も多種多様なドラマが放送されましたが、「テレビ離れ」の影響もあり、視聴率の面では厳しい状況が目立ちました。特に、横浜流星主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、内容自体は高評価を得たものの、全48話の平均世帯視聴率は9.5%に留まり、歴代ワースト2位を記録しました。

2025年のドラマ界が直面した課題

最近話題となった競馬界を描いた妻夫木聡主演のTBS系「ザ・ロイヤルファミリー」は10.6%、年間を通して健闘したとされるTBS系「キャスター」と「御上先生」もそれぞれ11.0%、10.7%と、辛うじて2桁台を維持する状況でした。エンタメ誌のライターは、「今はネットの見逃し配信でドラマを視聴する人が増え、昭和のドラマ黄金期と視聴率を比較するのは適切ではないという意見もあります」と指摘しています。

女優の波瑠女優の波瑠

過去の大ヒット作から見る「時代のせい」だけではない要因

しかし、既にネットが普及していた2011年放送の「家政婦のミタ」が平均世帯視聴率24.7%、2013年の「半沢直樹」が29.0%を記録。さらに、令和に入ってからも2020年の「半沢直樹」続編が平均24.7%、最終回で32.7%を達成していることを考えると、「一概に時代のせいばかりにはできない」という見方もできます。今年は視聴率面での大ヒット作に恵まれなかったと言えるでしょう。

2026年、待望の続編・リメイクドラマが続々登場

来年は、過去の人気ドラマの続編やリメイクが水面下で進行していると報じられています。すでに発表されている続編ドラマとしては、2023年7月期にTBS日曜劇場で放送され大きな注目を集めた堺雅人主演の「VIVANT」の続編、「VIVANT2(仮)」が2026年に同じ日曜劇場枠で放送されることが決定しています。

6月11日放送の「THE TIME」では主演の堺雅人さんが生出演し、サプライズで続編制作を発表。その後、福澤克雄監督と共に記者会見を行い、「一日でも早く、一年でも早くやりたいという気持ちがあった」と意気込みを語りました。出演者には堺雅人さんのほか、阿部寛さん、二階堂ふみさん、二宮和也さん、松坂桃李さんらが名を連ね、撮影は日本国内だけでなくアゼルバイジャン共和国などでも行われています。来年7月期からの放送が予定されており、年末まで2クールにわたって展開される見込みです。

まとめ

2025年のドラマ界は視聴率面で苦戦を強いられましたが、その背景には現代の多様な視聴形態の変化と、作品自体の魅力が問われる状況が見て取れます。2026年には「VIVANT2(仮)」をはじめとする期待の続編・リメイクドラマが控えており、これらの作品が新たな「ドラマの時代」を切り開くことができるか、注目が集まります。