先頃、結婚を発表したばかりの橋本マナミ。その冠番組として人気を博し、9月に惜しまれながら終了した“ヨルサンポ”が、スペシャルとして早くも帰ってきた。
約3年半も続いた番組。「女子会みたいに、女の生態に迫ってワイワイとやってきた番組だったので、終わると聞いたときはさびしかったですけど」と明かすが、新たに「橋本マナミの東京はいすぺ女子図鑑」が始まり、BSフジではそちらに力を注ぐ日々が続いてきた。とはいえ、“ヨルサンポ”の方ではしばらく会っていないメンバーもおり、どうしているか気になっている人もいた。
「久しぶりにインパクトの強い人も参加したりして、すっごく盛り上がって楽しかった。まさに忘年会らしく、ワー、キャーと楽しみました」
収録直後、その忘年会の興奮も冷めやらぬままに明かした。番組としては、「過去のVTRを振り返るコーナーもあって盛りだくさん。欲張りな番組構成になっていると思いますよ」。
実際、メンバーとお酒を飲みながら、近況報告に耳を傾け、番組ではおなじみの「ヨルサンポカード」でトークが繰り広げられる。BSならではの、“ヨルサンポ”らしい、ツヤ感たっぷりの忘年会から目が離せない1時間となりそうだ。
ところで自身も結婚という、人生の一大イベントがあった平成31年~令和元年の今年1年、どんな年だったのか。
「仕事としてはいっぱい出させてもらうようになって5年。アウトプットする時間が多かったけど、インプットする時間も結構作れた。仕事としてはもうひとつステップアップできるよう、立ち止まって考える年でしたね」と振り返る。その中で、「愛人キャラは卒業するつもりはないんですが、ひとつ脱皮した愛人キャラを見せなくちゃならないから」と結婚しても屈託がない。
来たる令和2年は、「女優業としての代表作に出合いたい」ときっぱり。朝の連続テレビ小説「まんぷく」では男性経験のない役だった。「幅広く演じてみたい」と話し、「すっぴんで出てきたり、皆さんを驚かせることのできる役をやってみたいですね」と笑う。
今回の“ヨルサンポ”は「番組のファンにはなつかしい面々もいます。3年半分の集大成」と自負するだけに、炸裂(さくれつ)するトークが楽しみだ。
(文化部 兼松康)
はしもと・まなみ 昭和59年生まれ。山形県出身。平成9年の「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞して芸能界入り。大河ドラマ「真田丸」、連続テレビ小説「まんぷく」などに出演。その他、バラエティー番組などでも幅広く活躍。発売した写真集も多数に上る。夕刊フジ紙上では競馬予想も披露するなど、多才ぶりを発揮。11月に1歳年下の男性との結婚を発表した。