ホテルなどを運営するユニゾホールディングスは22日、従業員による自社買収(EBO)を実施し、株式を非公開化すると発表した。従業員と米投資ファンド、ローン・スターグループが共同出資する新会社が、ユニゾへの株式公開買い付け(TOB)を24日から実施し、全株の取得を目指す。
1株当たりの買い付け価格は5100円で、来年2月4日まで実施する。ユニゾはソフトバンクグループ傘下の米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループが実施中のTOBには反対を表明した。
EBOが成立した場合、ユニゾとグループ会社の全ての取締役と監査役、執行役員は、令和2年5月末までに辞任するという。