関連政治団体の政治資金収支報告書に多額の虚偽記入や不記載があったとして11月に政治資金規正法違反の罪で略式起訴された堺市の竹山修身前市長(69)の選挙資金問題を追及する同市議会は25日、14回目の調査特別委員会(百条委)を開き、竹山氏の選挙運動費用収支報告書の出納責任者に対し、証人尋問への出頭を文書で要請し、来年1月10日までに日程などに関する回答を求めることを決めた。同30日には竹山氏の証人尋問が予定されている。
出納責任者は、百条委への出頭について「竹山氏に従う」として、11月5日の証人尋問を欠席した竹山氏にならい、同8日の証人尋問を欠席。市議会は再度出頭を要請することを決めていたが、これまで正式なやりとりはしていなかった。