水戸の測量会社脱税疑い 3500万円、国税局告発

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 法人税約3500万円を脱税したとして、関東信越国税局が法人税法違反の疑いで、水戸市の測量設計会社「中央技術」と八木岡啓一元社長(50)を水戸地検に告発していたことが26日、関係者への取材で分かった。

 元社長は取材に「一部で見解の相違もあったが、修正申告と納税を済ませた。今月で社長を辞任した」と話した。

 関係者によると、平成28年5月期までの2年間、元社長が経営する別会社に外注費を支払ったように装い、所得約1億4100万円を隠した疑いがある。隠した金は、元社長の個人的な投資などに充てたとみられる。

 信用調査会社によると、中央技術は昭和45年設立。国土交通省など官公庁からの受注実績があり、今年5月期の売上高は約9億6800万円。

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