台風19号で被災のバス会社に車両提供

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提供されるバス車両の前で、車両のキーを受け渡す両社長=姫路市

提供されるバス車両の前で、車両のキーを受け渡す両社長=姫路市

 今年10月の台風19号で長野市の営業所が深刻な被害を受けたバス会社に対し、神姫バスグループ(兵庫県姫路市)は27日、大型貸し切りバス1台を無償提供した。

 バスの提供を受けたのは頸城(くびき)自動車(本社・新潟県上越市)。長野市にある同社営業所が、台風19号による千曲川の決壊で被災し、営業所の貸し切りバス5台すべてが水損。営業所は休業状態となっている。

 両社の社長がそれぞれ新潟県と兵庫県のバス協会長を務める縁で支援を要請。神姫グループは、子会社の神姫観光バスが所有する大型貸し切りバス車両1台(53人乗り)を無償で提供することにした。

 姫路市の神姫観光バス姫路営業所でこの日、車両の引き渡しが行われた。同社の福井秀人社長が頸城自動車の白石雅孝副社長に車両のキーを手渡すと、白石副社長は「大切に使います」と礼を述べた。

 頸城自動車では、提供されたバスの塗装変更や事務手続きなどを経て、1月中旬にも長野での営業を再開する方針。当面はスキー客輸送に投入される。

 神姫バスは、平成23年の東日本大震災時には宮城県の事業者にバス1台を無償提供。昨年の西日本豪雨では広島県内で不通になったJR西日本の代替輸送としてバス15台を派遣した。

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