地酒普及へ「乾杯推進条例」 茨城県つくば市、1月1日施行

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 茨城県つくば市は、地酒などで乾杯することを促す「乾杯推進条例」を令和2年1月1日に施行する。地元産の日本酒やワインの普及を図り、産業や地域食文化の振興を目指す。

 正式名称は「つくば市地酒等による乾杯の推進に関する条例」。生産・販売事業者に「乾杯を推進するために主体的に取り組む」ことを求め、市が「乾杯の推進に必要な措置を講ずる」と定めた。一方で「個人の嗜好(しこう)および意思を尊重する」とも明記した。

 条例は、市内の2軒の蔵元が平成30年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞したことや、29年の「つくばワイン・フルーツ酒特区」認定などを踏まえて議員提案され、20日の定例会で全会一致で可決、成立した。

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