ゴーン被告「レバノンにいる」　声明をメディア報道

　ロイター通信は３１日、　会社法違反（特別背任）などの罪で起訴された日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告が３１日、自らがレバノンにいるとする声明を発表したと報じた。「私は司法から逃れたのではなく、不正と政治的な迫害から逃れた」とした。

　声明で、ゴーン被告は自らが「有罪の推定に立つ不正な日本の司法制度の人質ではない」としているという。また、メディアとのやり取りを自由にできる立場になったとし、来週にも自らの見解を述べる可能性を示唆した。