第1回愛媛国際映画祭が1月17日から愛媛県内で開かれる。中村時広知事は「映画祭を通じて愛媛ならではの人の歴史、文化を振り返る機会とし、愛媛ファン、人脈拡大に結びつけていきたい」と、約40作品の上映と関連イベント開催の意義を述べた。
同映画祭は10市町で開催する。同19日午後1時からのオープニングイベントのレッドカーペットでは、道後温泉飛鳥乃湯泉から道後商店街を通り、道後温泉本館までを上映作品の俳優や監督が歩く。映画「カツベン!」で演技指導をした現役の活動弁士、片岡一郎さんが実演する野外上映も行う。
18日は新居浜市の「あかがねミュージアム」で、ボーカリストの高橋洋子さんとジャズピアニストのクリヤ・マコトさんによるコンサートに加え、「新世紀エヴァンゲリオン」の映画2本を上映する。
愛媛シネマコレクションとして「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」「ソローキンの見た桜」「がんばっていきまっしょい」など、レジェンドシネマとしては「東京物語」「ローマの休日」などを上映。愛媛ゆかりの伊丹十三監督の作品も上映される。
また、台湾オペラ「千年渡 白蛇」なども関連イベントとして、繰り広げられる。