外国人交流館に脅迫はがき 川崎、警察に相談

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 川崎市で在日コリアンらが多く住む川崎区桜本地区にある外国人と日本人の交流促進施設「川崎市ふれあい館」に、「抹殺しよう」「残酷に殺して行こう」と在日コリアンを脅迫するような文言が書かれた年賀はがきが届いていたことが6日、施設への取材で分かった。施設側は神奈川県警川崎臨港署に相談している。

 市から運営を受託する社会福祉法人の職員が年明けの4日に出勤し、ポストに入っているのを見つけた。差出人は市内の住所と個人名が記されていた。同施設には過去にも脅迫めいた電話が来ていた。

 川崎市では昨年12月、ヘイトスピーチに刑事罰を科す全国初の条例が成立した。公共の場で特定の人種や民族、国籍の人に対する差別や憎悪をあおる言動を禁止し、今年7月に全面施行される。

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