9日午前6時半ごろ、北海道七飯(ななえ)町のJR函館線池田園-大沼間で、森発函館行き普通列車(2両編成)が馬と衝突。馬1頭が死に、乗客5人と運転士1人にけがはなかった。線路上の馬を除去後、9時20分ごろに運転を再開。JR北海道函館支社によると、馬との衝突はここ3年なかったという。
同支社によると、線路上に馬2頭がおり、いずれも近くの牧場から出てきたとみられる。死んだ馬とは別の1頭の脚が線路と橋梁(きょうりょう)の間に引っかかり、動かすのに手間取ったという。
この事故の影響で上下線計3本が最大173分遅れ、約50人に影響が出た。