宮崎あおい、13年ぶり民放連ドラ復帰へ 夫・岡田准一の助言が大河掛け持ちを後押し

女優の宮崎あおい(39)が、実に13年ぶりに民放連続ドラマのヒロインとして出演することが27日、明らかになりました。これまでNHK作品への出演が主で「NHK女優」と称されることもあった宮崎が、夫である俳優の岡田准一(44)の強い後押しを受け、今回の出演を決断したと報じられています。来年1月より放送開始されるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」との掛け持ち出演となり、今後の演技活動に大きな注目が集まっています。

女優・宮崎あおいと夫・岡田准一。民放連ドラ復帰を決断した宮崎を岡田がサポート。女優・宮崎あおいと夫・岡田准一。民放連ドラ復帰を決断した宮崎を岡田がサポート。

13年ぶりの民放連ドラ出演詳細

宮崎あおいが出演する新たな民放連ドラは、テレビ朝日系で10月期にスタートする火曜午後9時枠の作品です。ジャンルは恋愛系で、宮崎はヒロイン役を務めます。民放の連続ドラマとしては、2012年にフジテレビ系で放送された「ゴーイング マイ ホーム」以来、13年ぶりの復帰となります。近年は単発ドラマや映画への出演が中心で、ファンからは連ドラ復帰が熱望されていました。

“NHK女優”としての実績と転機

宮崎あおいは、そのキャリアを通じてNHK作品に深く関わってきました。2006年のNHK連続テレビ小説「純情きらり」ではヒロインを務め、人気を不動のものとしました。続く2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」では、大河史上最年少での主演を飾り、女優としての確固たる地位を確立しました。その後も、2015年から16年にかけて放送された朝ドラ「あさが来た」ではキャストの最後に名前を飾るトメとして出演し、2023年の朝ドラ「らんまん」(主演・神木隆之介)ではナレーションを担当するなど、NHKから長年にわたり重宝されてきました。

プライベートでは、2017年12月に岡田准一と再婚し、2018年10月には長男(6)の出産を発表していました。長らく「NHK女優」として認識されてきた宮崎が、今回13年ぶりに民放連ドラ出演を決めた背景には、夫である岡田准一の存在が大きく影響しているといいます。関係者によると、今回の火曜午後9時枠ドラマの脚本家が過去に岡田が出演した作品を手掛けており、岡田がその筆力を宮崎に称賛したことが、出演決定の決め手となったようです。

10代の頃の宮崎あおい。子役から活動を開始し、長きにわたり活躍する女優の姿。10代の頃の宮崎あおい。子役から活動を開始し、長きにわたり活躍する女優の姿。

大河ドラマとの両立と家族の支え

宮崎あおいは、来年1月から放送が始まるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(主演・仲野太賀)にも出演します。この作品では、織田信長(小栗旬)の妹・お市を演じ、すでに今年6月にはクランクインしています。テレビ朝日系の火曜ドラマの撮影は8月下旬から11月下旬にかけて予定されており、大河ドラマの撮影時期と重なる見込みです。この多忙なスケジュールを両立させる上で、岡田准一が家事や子育てを全面的にこなして宮崎を支えることになると関係者は見ています。

40歳を目前に控えた女優業の活発化

11月の誕生日で「不惑」(40歳)を迎える宮崎あおいの女優業が、ここにきて再び活発化しています。子役として4歳でデビューし、小学校高学年から女優業を本格化させて以来、NHK作品を中心にその地位を築いてきた彼女の動向は、CM業界からも熱い視線を浴びています。テレビ朝日のドラマや大河ドラマへの出演が実現すれば、新たなCM出演のオファーも多数舞い込むことが予想され、40代を目前に控えた人気女優の今後の活躍がますます期待されます。

宮崎あおいは、持ち前の演技力と多忙なスケジュールを両立させるための家族のサポートを得て、自身の道を確固たるものとして進んでいくことでしょう。今回の民放連ドラ復帰は、彼女の新たな挑戦であり、キャリアの転換点となるかもしれません。

出典:東スポWEB