愛知県岡崎市の新東名高速道路で2019年7月、あおり運転で後続のトラックを無理やり低速で走らせたとして、県警は9日、強要の疑いで、茨城県の常磐自動車道のあおり運転殴打事件で強要と傷害の罪で起訴された住所不定、会社役員、宮崎文夫容疑者(44)を再逮捕した。愛知県警によると、「厳密に覚えていないが、自分がやったことに間違いないと思います」と供述している。
宮崎容疑者は同年6月、浜松市内で別の乗用車でトラックに追突されているが、静岡県警は、この事故が同容疑者のあおり運転が原因だったとして、2月にも威力業務妨害容疑で立件する方針であることも捜査関係者への取材で判明。 愛知県警は9日、宮崎容疑者を勾留先の茨城県警取手署から愛知県警本部へ移送した。
再逮捕容疑は7月23日午前6時35分ごろ、新東名高速下り線の岡崎東インターチェンジ付近で、高級スポーツタイプ多目的車(SUV)を走行中、大阪府富田林市の男性会社員(46)のトラックの前で急減速や蛇行運転などを繰り返し、停止直前まで減速させた疑い。