植松被告が出廷 相模原殺傷第2回公判始まる 初公判では途中で退廷

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神奈川県警津久井署に入る植松聖容疑者(左)=平成28年7月27日、相模原市緑区(桐原正道撮影)

神奈川県警津久井署に入る植松聖容疑者(左)=平成28年7月27日、相模原市緑区(桐原正道撮影)

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で平成28年、入所者19人が刺殺され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件で、殺人罪などに問われた元職員、植松聖(さとし)被告(29)の裁判員裁判第2回公判が10日午前、横浜地裁(青沼潔裁判長)で始まった。

 8日の初公判で罪状認否の後に右手の小指をかみ切ろうとして暴れ出し、退廷させられた植松被告はこの日の公判では両手に手袋のようなものを着けて出廷。検察側が持つ証拠が裁判員らに示される予定だ。

 黒の上下のスーツ姿で入廷した植松被告は、遺族らが座る傍聴席や検察官側の座席に向かって、数回、頭を下げた。公判の冒頭で、裁判長は初公判での植松被告の行動について「はなはだ遺憾だ」と述べ、今後は同様の行為を慎むよう注意を促した。

 植松被告はその後、検察側が読み上げる事件の証拠などについて、淡々と聞いているそぶりを見せた。

 横浜地裁の発表によると、第2回公判の一般傍聴席は25席に対して、495人の傍聴希望者がいたという。

 争点は事件当時の刑事責任能力の有無や程度。弁護側は「大麻精神病による心神喪失か心神耗弱だった」と無罪を主張。検察側は「正常心理の範囲内で、病的な妄想ではなく、単なる特異な考え方」として完全責任能力があったとの立場だ。

 起訴状によると、28年7月26日未明、入所者の男女を刃物で突き刺すなどして19人を殺害、24人に重軽傷を負わせたとされる。

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