台湾・総統選、11日投票 蔡氏優勢、立法院で与党過半数維持が焦点

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支持を訴える台湾の蔡英文総統=5日、台北(AP)

支持を訴える台湾の蔡英文総統=5日、台北(AP)

 【台北=田中靖人】台湾の総統選は11日、投開票される。民主進歩党の現職、蔡英文総統(63)が再選される可能性が高く、同日に行われる立法委員(国会議員に相当)選で民進党が過半数を維持できるかが焦点となっている。

 台湾では1日から世論調査の公開が禁じられているが、総統選では蔡氏優勢の情勢に変化はないとみられる。蔡氏は6日から、車で街頭をめぐる「掃街」と呼ばれる終盤恒例の運動を開始。立法院(国会、定数113)の過半数確保で鍵を握る中部などの選挙区を訪れ、支持を訴えている。

 最大野党、中国国民党の韓国瑜高雄市長(62)は9日夜、台北の総統府前で集会を開き、支持固めを図った。

 一方、オーストラリアに亡命申請した自称工作員の中国人男性が昨年11月、国民党に中国の資金を提供したと証言した問題で、豪州紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」などは9日、国民党の蔡正元副秘書長らが、「証言は民進党に買収されたためだ」と訂正するよう男性を脅迫したと報じた。蔡正元氏は9日、連絡を取った事実は認めた上で、脅迫は否定した。豪州の警察当局が捜査を開始しており、波紋が広がっている。

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