衆院静岡4区補選で自民県連 深沢県議を候補者に





衆院静岡4区補選の候補者に決まり、決意を述べる深沢陽一氏=19日、静岡市葵区(田中万紀撮影)

 望月義夫氏の死去に伴い4月26日投開票の日程で予定される衆院静岡4区補選をめぐり、候補者を公募していた自民党静岡県連は19日、静岡市内で総務会を開き、県議の深沢陽一氏(43)=同市清水区選出=を選んだ。全会一致での決定だった。近く党本部に公認申請し、認められれば正式決定する。

 県連の上川陽子会長は「これまで県連青年局長として若い世代を引っ張ってきたことなどに期待した。望月氏の遺志をつなぐバトンの受け渡し先として、県連として全会一致で決めた」と選考過程を説明した。深沢氏は「望月氏が成し遂げた仕事は全て地域の安心・安全、発展に寄与する事業なので、それらにしっかりと取り組んでいく覚悟だ。選挙が差し迫っているので、圧勝できるように全力で頑張る」と決意を述べた

 公募には深沢氏のほか、県議の木内満氏(39)=富士宮市選出=が名乗りを上げていた。

 衆院静岡4区補選には、元都議の田中健氏(42)が無所属での出馬を表明しており、野党統一候補として立憲民主党と国民民主党に支援を要請している。



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