通常国会が召集された20日、超党派の「和装振興議員連盟」(会長・伊吹文明元衆院議長)のメンバーが和服姿で登院した。開会式後に与野党の国会議員約90人が国会議事堂の正面玄関前に参集。晴天の下、和やかな雰囲気で恒例の記念撮影を行った。
にこやかに写真に収まった伊吹氏は「緊張感を持って国会と政治を運営しないといけない。与野党で協力し、国民のためにしっかりとした政治をやるのが今年の希望だ」と記者団に語った。
国民民主党の玉木雄一郎代表は取材に「今年は変化をしながら新しい展開を作っていく年にしたい」と強調した。
青を基調とした着物に身を包んだ立憲民主党の塩村文夏(あやか)参院議員は「首相主催の『桜を見る会』やカジノ問題について、行政監視の仕事をしっかりとやっていきたい」と意気込みを語った。