千葉女児虐待死1年で知事 「命を救えなかったことを重く受け止める」

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 千葉県の森田健作知事は23日の定例記者会見で、同県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が虐待死した事件から24日で1年となることに触れ、「守れるべき命を救えなかったことを改めて重く受け止め、さまざまな改革を進めていく」と話した。県によると、24日は担当の児童家庭課で全職員が午前8時半の始業時に心愛さんの冥福を祈り、黙祷(もくとう)をささげる。

 知事は、21日に県の専門分科会が県管理の児童相談所を2カ所程度増設すべきだと提言したことについて「県の未利用地の活用などを進めていきたい」と語った。今後、分科会委員の意見や公共交通機関の利便性などを考慮して、具体的な見直しを進めるという。

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