白タク摘発逃れか 中国人らに名義貸し、男8人逮捕 

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 中国人らにバス会社の名義を貸したなどとして、大阪府警交通捜査課は24日、道路運送法違反(名義貸し)容疑などで、同府東大阪市内の貸し切りバス会社の男性社長(50)=兵庫県西宮市=ら同社幹部2人を逮捕したと発表した。

 同課は同社の運転手と装い、観光客向けの貸し切りバスを運行した中国籍の男ら6人も、同法違反(旅客運送事業の無許可営業)容疑などで逮捕。運転手らは「白タクの取り締まりが厳しくなり、(運送事業用の)緑ナンバーを貸してくれる会社を探していた」などと供述しているという。

 同課によると、同社は平成29年ごろから名義貸しを始め、毎月8万~10万円を受け取っていた。一方、運転手6人はSNS(会員制交流サイト)などで観光客を集め、30年7月以降、5180万円以上を売り上げていた疑いがあるという。

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