アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる「第47回アニー賞」(国際アニメ映画協会主催)の発表・授賞式が25日、米ロサンゼルスで開かれた。長編インディペンデント作品賞にノミネートされていた「天気の子」(新海誠監督)、「プロメア」(今石洋之監督)、「若おかみは小学生!」(高坂希太郎監督)の3作品はいずれも受賞を逃した。「天気の子」は他の3部門でも候補に挙がっていたが、受賞はならなかった。
米動画配信大手「ネットフリックス」作品の「クロース」が長編作品賞、長編作品監督賞など7冠に輝き、同じくネットフリックスの「ラブ、デス&ロボット」も計4賞を獲得した。
映画「パプリカ」などで知られ、2010年に46歳で逝去したアニメ映画監督、今敏(こん・さとし)さんに長年の貢献をたたえる「ウィンザー・マッケイ賞」が贈られた。(共同)