人のつながりとは-。
俳優の小澤征悦(45)は「助け合って、支え合って、認め合うことだと常々思っています」と答えた。
主演するオトナの土ドラ「パパがも一度恋をした」(東海・フジテレビ系で2月1日スタート、土曜後11・40)の制作発表がこのほど、都内で行われ、ドラマの内容に合わせて人生観などを口にした。
亡くなったママがある日、おっさんの姿になって現れたことから始まるラブコメ・ホームドラマ。主人公・山下吾郎に小澤、“Wヒロイン”のおっさん・多恵子に塚地武雅(ドランクドラゴン)、亡くなった吾郎の最愛の美人妻・多恵子に本上まなみ、吾郎の愛娘・トモに福本莉子がそれぞれ扮している。
約6年ぶりの連ドラ主演となる小澤は「笑いのプロである塚地さんがいてくれるし現場の雰囲気は最高。基本的には見てくれた人たちがハッピーになってくれたらいい」と抱負を語る。
“座長”として存在感のある小澤に共演者も温かいまなざしを送る。18年ぶりの共演という本上は「おおらかで安心感があり、何の不安もなく現場に来た。大きな船に乗って大海原に乗り出す感じ」、塚地も「小澤さんはワイルドでセクシー、かつキュート。ジム・キャリーやマイク・マイヤーズのようなまるでハリウッド映画のコメディアンみたい」と絶賛する。
人は見た目か中身か-。永遠の命題を“亡き美人妻→おっさん”という究極のシチュエーションで描く。
全員の答えはもちろん「中身」だが、本上が「お相手が逆にイケメンすぎるとどうしていいか分からなくなって素の部分が出せなくなったりもするので、リラックスできるのは中身で共通点があったり、好きだなって思える部分があったり…」とすると、小澤は「100点の答えですね」と頷く。
劇中、何度も抱き合うシーンがある小澤が「塚地さんはこう見えて意外と筋肉質なんですよ」と話すと、塚地が思わず「惚れないでくださいね」と会見の途中に爆笑を誘う場面も。
「この作品はご家族や自分の近くにいる人がもしいなくなってしまったら…違う人になって戻ってきたら…どんな感じがするんだろう。そういうことを考えて見ていただけたらうれしいし、土曜の夜にひと笑いしていただき、日曜に楽しいことをしようって前向きな気持ちになっていただけたらさらにうれしいです」と小澤は締めくくっていた。(産経デジタル)