28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前日比187・05ドル高の2万8722・85ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は130・37ポイント高の9269・68。
新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受けて株価の下落が続いたため、値ごろ感から買いが優勢となり、上げ幅は一時280ドルを超えた。ただ世界経済への悪影響が引き続き懸念され、取引終盤は売りも出た。
銘柄別では、電子機器のアップルや半導体のインテルが買われた。化学・事務用品の3M(スリーエム)は下げが目立った。(共同)