前橋3人殺傷、4月に弁論 最高裁

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 前橋市で平成26年、高齢者を相次ぎ襲って2人を殺害、1人に重傷を負わせたとして強盗殺人などの罪に問われ、1、2審で死刑判決を受けた無職、土屋和也被告(31)について、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は検察側、弁護側双方の意見を聞く弁論の期日を4月14日に指定した。

 控訴審で弁護側は、犯行にはパーソナリティー障害が影響し確定的な殺意はなかったとして死刑回避を求めたが、2審東京高裁は、死刑とした1審前橋地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。

 判決によると、26年11~12月、前橋市内の住宅2軒に侵入。小島由枝さん=当時(93)=と川浦種吉さん=同(81)=を殺害、川浦さんの妻に重傷を負わせ現金などを奪った。

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