追突事故を装い自動車共済金をだまし取ったとして元福岡県行橋市議らが逮捕・起訴された詐欺事件に関連し、福岡県警は３０日までに、同様の手口で保険金を詐取したとして詐欺の疑いで、会社員大浜真一容疑者（４１）ら男３人を再逮捕し、新たに２５～４４歳の男女計７人を逮捕した。
県警によるといずれも行橋市や近郊在住で、同級生や同僚など知人同士。大浜容疑者の逮捕は３回目で、一連の事件の逮捕者は計２２人に上った。
逮捕容疑は、１０人は共謀して平成２７年３月２９日夜、行橋市の市道交差点で、１０人のうち４人が乗った軽自動車が、ほかの５人が乗った乗用車にわざと追突して事故を装い、自動車保険金など計約１２１５万円を詐取した疑い。大浜容疑者は同乗していなかったが、計画に携わったという。
