那須雪崩事故で初の示談へ 県と1遺族、約7000万円

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 平成29年3月、高校山岳部の生徒ら8人が死亡した栃木県那須町の雪崩事故を巡り、県が生徒1人の遺族に対して損害賠償し、示談が成立する見通しとなったことが5日、複数の関係者への取材で分かった。事故を巡る遺族と県側の示談は初めて。賠償額は約7000万円で、県は2月県議会に議案を提出する方針。

 事故の賠償をめぐっては、30年2月に当時の県教育長が「学校教育の一環である部活動中の事故であり、県に賠償責任がある」との立場を示しており、現在も県側と他の遺族らとの間で協議が続いている。

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