森雅子法相は30日の参院予算委員会で、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告のレバノン逃亡について「不正に出国することは犯罪だ。(ゴーン被告が)何を言おうと正当化する理由にならない。言語道断だ」と述べた。
GPS(衛星利用測位システム)装置の装着を義務付けた保釈の導入に関しては「性犯罪の被害者などからも要望があったので、深い関心を寄せている」と指摘した。大臣室直轄の勉強会を立ち上げ検討を進めていることを明らかにした。
森氏は「どの国、どの制度も完璧ということはなく、国民の指摘に耳を澄ませ、時代の流れにあった改革をしていく努力は怠ってはならない」と述べた。
自民党の三宅伸吾氏の質問に答えた。