大阪メトロの座席に薬品か けが人なし


 大阪メトロは31日、大阪市住之江区南港北のコスモスクエア駅で、中央線車内の座席の背もたれ部分がぬれているのが見つかり、洗浄したところ生地の一部が剥がれ落ちたと発表した。同社は何者かが液体の薬品をかけた可能性があるとみて、器物損壊の疑いで大阪府警城東署に被害届を提出した。乗客から体調不良の訴えはなく、けが人もいないという。

 同社によると、30日午後5時15分ごろ、車掌が折り返しのため停車中だった電車内を点検した際、2両目の座席の背もたれが約30センチ四方にわたりぬれ、黒く変色しているのに気づいた。ぬれた部分は無臭で、車両は座席に防水カバーをつけた状態で運行。同日夜に森之宮検査場で座席シートを外して洗浄したところ、生地の一部が剥がれたという。



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