島サミット、活性化に期待 来年志摩で開催

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サミット誘致を喜びあう竹内千尋志摩市長(左)と鈴木英敬知事(右)

サミット誘致を喜びあう竹内千尋志摩市長(左)と鈴木英敬知事(右)

 日本と太平洋の島嶼(とうしょ)国・地域が環境問題などを話し合う「太平洋・島サミット」。来年の第9回サミットの開催地が三重県志摩市を中心とする伊勢志摩地方となることが決まり、鈴木英敬知事や竹内千尋・同市長ら関係者が誘致成功を喜んだ。

 島サミットは政府が太平洋の島嶼国・地域の首脳らを招き、自然災害や気候変動などの環境変化対応などを話し合う。平成9年に東京で第1回が開かれた後、3年に1回日本で開催。宮城、沖縄、北海道、福島で開かれている。第9回には日本や豪州、ニュージーランド、パプアニューギニア、パラオなど19カ国・地域の首脳ら約200人が参加する予定。

 外務省は昨年夏、開催地を公募。三重は第8回の共同宣言でうたわれた漁業資源の持続可能な利用の模索の見本として、文化庁の「日本遺産」に認定された「海女(Ama)に出逢(あ)えるまち 鳥羽志摩~素潜り漁に生きる女性たち」を各国に提示するアイデアを誘致の申請に盛り込んだ。

 また、伊勢市出身の父親を持つクニオ・ナカムラ大統領と調印したパラオとの友好提携が来年25周年を迎えることもあり、パラオなど太平洋島嶼国との絆もアピール。菅義偉官房長官が3日の記者会見で志摩市に決定したと発表した。

 県庁を訪れた竹内市長は「平成28年の伊勢志摩サミットから5年後の開催で、地域活性化に期待が持てる」と歓迎。鈴木知事も「海女漁など持続可能な漁業の紹介や、離島間を結ぶ空飛ぶクルマの研究成果などもアピールしてサミットに貢献したい」と述べた。

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