神奈川県逗子市内で5日午前8時ごろ、道路脇の斜面が崩れ、土砂に巻き込まれて死亡した通行人の女性は18歳だったことが分かった。県警は、他に巻き込まれた人がいないか調べている。
消防などによると、マンションが立っている下部付近の斜面が崩れ、約20立方メートルの土砂が流れ出した。
現場は京浜急行逗子線神武寺駅近くの住宅街。
斜面は一部分が大きくえぐれ、道路は多数の大きな石を含む土砂に覆われ、ガードレールは折れ曲がっていた。近所の女性は「1人が担架に乗せられて搬送され、救急隊員が血だらけのかばんを持っていた。通学路で朝は人通りも多い。まさかここで土砂崩れがあるとは」と話した。