建設石綿訴訟で原告控訴 静岡地裁の賠償額不服

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 左官の仕事に就いていた静岡市の岩崎弘さん=当時(56)=が肺がんを患い、平成16年に死亡したのは、国が適切なアスベスト(石綿)対策を取らなかったのが原因として、遺族が国に損害賠償を求めた訴訟で、遺族側は5日までに、825万円の賠償を命じた静岡地裁判決を不服として控訴した。

 石綿の健康被害について、1月23日の判決は国が負う責任を損害額の3分の1と認定した。遺族側代理人の大橋昭夫弁護士は2分の1とした例もあるとして、「少なくとも2分の1に引き上げるべきだと主張していく」と話している。控訴は4日。

 判決によると、岩崎さんは昭和37~平成2年、建設工事に従事し、石綿を練る作業を行った。この間粉じんを吸い、16年1月に肺がんで死亡。22年3月に労災認定された。

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