米配車大手ウーバー・テクノロジーズが6日発表した2019年10~12月期決算は、最終損益が10億9600万ドル(約1200億円)の赤字だった。赤字は7四半期連続。前年同期(8億8700万ドルの赤字)から損失が拡大した。サービスを担う運転手への報酬支払いや宣伝費用がかさんだ。
売上高は37%増の40億6900万ドルだった。配車事業は27%増の30億5600万ドルと7割超を占めた。日本でも手掛ける料理を飲食店から配達するサービス「ウーバーイーツ」は68%増の7億3400万ドルと伸びが目立った。
ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は声明で「世界中の投資家が利益を伴った成長を求めている」と述べ、黒字化を急ぐ方針を示した。(共同)