[ad_1]
北村滋国家安全保障局長が、外交や危機管理で存在感を高めている。1月にはトランプ米大統領と面会を果たし、ロシアではプーチン大統領と次の日露首脳会談の開催に向けて協議した。米露のトップが首脳でも閣僚でもない外国政府の高官に時間を割くのは異例だ。もともと警察官僚の出身で、安保局長就任時は外務省の反発を招いたが、活躍の背景には安倍晋三首相の強力な後ろ盾がある。
「君が俺の親友、シンゾーの『ナショナル・セキュリティ・アドバイザー』か!」
1月8日(日本時間9日未明)、米ワシントン・ホワイトハウス。訪米中の北村氏は、建物の主であるトランプ氏から歓待を受けた。
トランプ氏は、同席した韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長も招き寄せ、「日米韓の連携は大事だ」と強調。鄭氏には、8日が誕生日だった北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に「『誕生日おめでとう』と伝えてくれ」と上機嫌な様子をみせた。
この日、ワシントンでは北村氏と鄭氏、さらにオブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の日米韓安全保障担当トップによる高官協議が行われた。直前には米軍が駐留するイラク中西部アサド空軍基地と北部アルビル基地をイランが弾道ミサイルで攻撃している。
[ad_2]
Source link